日々の生活の中で感じたこと
厳しさと優しさを持った経営者に
2016/05/27
今日は、毎年売り上げを伸ばしておられる、大変優良な取引先さまへ打ち合わせに行ってきました。
いきなりお世話になっている社長さまが
「すごく新鮮な桜海老をお客さんから頂いたから、炊き込みご飯を炊いた!」
そして私に、「食べて行きなさい」と。
この会社は上場さえしてないが、数百人の従業員、年間売り上げは数百億円の会社。
社長さまは、ヒマさえあれば自ら社員食堂の厨房にたち、社員やお客さんのために食事をつくる。
仕事には、たいへん厳しく、時には烈火の如く怒鳴り散らすこともありますが、ここの社員さんは皆辞めない。
優しさと厳しさがあるから、この会社はこれだけの仕事が残せるのだ。
会社はほんとに家族のようなものだなぁとしみじみ。
私は、この会社に行くたびにホッコリした気持ちになれる。
私もこのような社長になりたい!厳しさと優しさを持った経営者に。
花 火
2016/05/12
朝ふと情報番組を見ていたら小児病棟に入院している子供たちのために
個人で花火を上げていらっしゃる花火師の方の話を見た。
長い入院生活を強いられている人間にとって限られた空間の中での生活と
日々の苦痛を伴う治療とで心身ともにまいるのだと思う。
また、看病する家族も同様で。
変わってあげられたらどんなに良いか、と思うに違いない。
私の父も悪性リンパ腫で長い闘病生活の末、亡くなったのだが、
彼にとっても生活のすべては無機質な病室であった。
父が入院していた加古川では川の河川敷で大掛かりな花火があがる。
私は父の生がいよいよと言われた時期に花火がよく見える特別室に部屋を変えてもらった。
ずっとベットの上の父にとってはさぞかし、これでもか、とあがる大輪の花火を観て
癒されたのだと思う。
そんなことをふと思い出しながら、島根医療センターの小児病棟の子供たちに
ポケットマネーであげはじめ、毎年恒例になっている花火師さんの活動に涙があふれた。
たったお一人での子供たちのためにと始めた花火が毎年の恒例となって、
子供たちや看病している家族を癒している。
改めて、人の優しさを想う。